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何故日産はGMとの連携すべきではないのか?

2006年07月23日
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ということで、今週は、何故日産はGMとの連携すべきではないのか、の薀蓄をかたりまーす。

         *   *   *



まず、いっときます。連携だのM&Aだの、もーこの話題になると、一にシナジー、二にシナジー、三四がなくて、五にシナジー。って、シナジー、シナジーってうるさ過ぎ。シナジーってそんな簡単に実現できゃーせん。シナジーの前に、いい企業評価をしないとあかへん。

例えば、プロスポーツを考えて見てくださいな。ある球団が、別の球団からスーパースターを獲得した。スーパースターを獲得した球団には、もう一人のスーパースターがいて、オーナーはもう、うはうは。来期優勝間違いなし!!でも、現実は勝利数が少し増えただけ。こんな話よくあります。要は、“いい選手がたくさんいる” = “強くなる” ではない。 大事なのは、チームの内状況をまず分析し、何がどう必要なのかを割り出し、そして既にある駒の使い方から考える。(宮本武蔵が五輪書でしめした適材適所の意味に基ずく“気配り”ですね。)ビジネスの提携もこの“宮本武蔵流気配り”が肝だと僕は理解しています。

日産は自動車業界のなかで、まーある意味スターでしょう。でも、正直騒がれているほど僕はスターだとは認知してません。なぜなら、日産が再生した一番の理由は、凄い商品技術があるとかではない。また、有名な(Mr.Beanのような)ゴーンさんの経営手腕にあると認識している人も多い。でも、ここに落とし穴です。ゴーンさんは、必ずしも神がかり的な手腕を発揮したわではなく、ダウンサイジングを実行しただけです。ゴーンさんがダウンサイジングを実行した当時の日本は、まだダウンサイジングに対する認識が比較的少なかったために、かなり斬新なイメージを与えたんでしょうね。僕はこの斬新なイメージが内容を含まないで少し一人歩きしてるんではと思います。 一方、GMの経営難の本当の理由は、従業員に対する退職費用などの本来の業務とは相違する財務的構造に問題があるのではないかなと思うのです。

提携が成功するのには、お互い相違する企業文化をどう扱うか、そして提携意図が両社で合致するのかどうか、目に見えない点での比較検討が絶体必要ですし、これらを正確に判断するには、現在両社が目標にしている90日間という短い査定期間では確定できないような気がします。

日産はかなりの外資資本が入っているから資本面では、決して日本企業とはいえませんが、業務内容はまだ日本的だと想像します、根本ではですよ。一方、GMはこてこてのアメリカ企業です。家系3代続けてGMに勤務することが誇りと言われるほどのこてこてのアメリカ企業でっせ(確かGMだったと思う)。いくら、上層部が財務分析をし、これから5年間で利益がうまれるとしても、一時的なものでしょう。いずれは、亀裂がでると予想します。また、日産の日本人幹部層がすべてゴーン氏に提携に対する権利を任しているという報道話も怖いですね。要は、責任逃れじゃないでしょうか。もっと、戦うべきです。

まー、頭に思い浮かぶ事、途方もなくだらだらと書きましたが、何故か直感的に今回の提携は止めたほうがいいと思うのです。


written by downunder


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この記事へのコメント
1. Posted by 重田貴士   2006年07月23日 21:04
down underさんへ

結構、論理的で理解しやすかったですよ。
トップになれば、最終的には直感がものを
いうケースも多くなります。
日本人には弱い部分なのかなぁ・・・?
2. Posted by 笑顔整体の院長   2006年07月23日 21:39
そうなんですね。

直感でも、
しっかり考えた上でのことですね^^
う〜ん、なるほど!!勉強になります!!

 そうか〜。GMの問題は財務で、日産は商品が優れているわけではないと( ..)φメモメモ


 さすがですね!!!


 
4. Posted by ひまわり   2006年07月23日 23:11
こんばんは。
日本の企業だといいながら、
実質は株式の51%以上を外国人が握っている会社はどんどん増えていますね。
土地もとられ、会社もとられ、日本の将来はどうなるか・・・。

日産とGMの連携はやめた方がいいんですかね〜。
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