THE JAZZ TAXI -ジャズタクシー-
2007年04月05日
■世界でただ1台だけのTAXI
トランクには真空管アンプを搭載し、スピーカーもプロに依頼して作った特注!12000曲のJAZZの名曲をセレクトして毎日多くの客を魅了する。
このタクシーの人気メニューは”ジャズクルーズ”すばらしい音楽を聴きながら、東京の夜景を体験する。今日はそんなTHE JAZZ TAXIの感動のワンシーンをお届けいたします。
■
彼は丸の内の、とある企業に勤めるエリートビジネスマン。
同僚の女性と付き合っていました。
彼はプロポーズしようと決意して、JAZZ TAXIに依頼します・・・
ランキングをチェックしてから
* * *
■ジャズクルーズの意外な価値とは?
ある金曜日。恵比寿のイタリアンレストランで食事をすることに。
彼女は普段のデートだと思っています。
そして彼は外回りの営業先から彼女に電話をします。
「今日、時間までに会社に戻れそうもないんだ。知り合いのタクシーを予約したから、それに乗って恵比寿に来てよ」
彼女は仕事が終わってから、会社の前に止まっているタクシーに乗り込みます。
■これがジャズタクシー
乗り込むと、彼女が好きな曲がかかっています。
彼との思い出の曲。
今まで付き合っている間、様々なシーンでかかっていた思い出深い音楽が、次々と流れてきます。
しばらく、そういう音楽を聴きながら走っていると、あるところで、タクシーが止まります。
「○○さん、そういえば彼から頼まれたことがあるんです」
運転手さんはそういうと、タクシーを降りてトランクから大きな薔薇の花束を出してくるのです。その花束には彼からの手紙がついています。
彼女は手紙を読みます。そこには君と結婚したい、という内容が書かれていて、さらには、すでに彼の印鑑が押してある婚姻届が同封されているのです。
それを読み終えたところを見計らって、運転手さんがゆっくりといいます。
「この道を左に行ったら、彼の待っている恵比寿のイタリアンレストランです。右に行ったらあなたのおうちです。・・・どうされますか?」
彼女は感動のあまり涙ぐんで、「恵比寿に行ってください」と言います。
運転手さんは聞きます。
「本当にいいんですか?」
「はい・・・」
■
ちょっと”うるっ”ときちゃいませんでした?
もうお分かりですよね!このジャズタクシーは目的地まで移動する手段ではありません。まったく違うサービス、つまりはエンターテインメントを提供しているのです。
乗客をまるでドラマのヒロインやハードボイルドは映画のスターに仕立て上げる演出を提供してるんですね。こういったものには値段はつけられないものです。えっ?いくらかだって?今日はそんな野暮なことは聞かなくたっていいじゃないですか・・・
【参考文献】
今回のストーリーは、本書より引用させていただきました。通勤の往復でさらっと読めてしまう一冊ですが、なにをなにを中身はぎっちりですぜだんな!
【編集後記】
藤村さんといえば、エクスペリエンスマーケティングで有名ですよね。クスマとは、「モノ」を売るな!「体験」を売れ!というやつです。これ強力!↓こちらも事例たっぷりでオススメです。
あとJAZZ TAXIでかかる曲でライオネルハンプトンのスターダストが紹介されていました。念のためamazonレビューをチェックしてみるとこんなことがかかれています・・・
タモリ氏も、死ぬ前に一枚だけ聞くとしたら「このアルバム」と言っていた。むべなるかな。聞く者を包むような色気ある音が「JAZZを聞きたい」欲望に応えてくれるでしょう。どれを聴こうか迷っている人にも、色々聴いたけど、まだこのアルバムは聴いていないと言う人にも、絶対お勧めです。「よく聴くCDのローテーション」に入ること請け合い。
コレを読んで私が購入を決意したことはナイショです(笑
続けてランキングで最新情報をチェック
■ジャズクルーズの意外な価値とは?
ある金曜日。恵比寿のイタリアンレストランで食事をすることに。
彼女は普段のデートだと思っています。
そして彼は外回りの営業先から彼女に電話をします。
「今日、時間までに会社に戻れそうもないんだ。知り合いのタクシーを予約したから、それに乗って恵比寿に来てよ」
彼女は仕事が終わってから、会社の前に止まっているタクシーに乗り込みます。
■これがジャズタクシー
乗り込むと、彼女が好きな曲がかかっています。
彼との思い出の曲。
今まで付き合っている間、様々なシーンでかかっていた思い出深い音楽が、次々と流れてきます。
しばらく、そういう音楽を聴きながら走っていると、あるところで、タクシーが止まります。
「○○さん、そういえば彼から頼まれたことがあるんです」
運転手さんはそういうと、タクシーを降りてトランクから大きな薔薇の花束を出してくるのです。その花束には彼からの手紙がついています。
彼女は手紙を読みます。そこには君と結婚したい、という内容が書かれていて、さらには、すでに彼の印鑑が押してある婚姻届が同封されているのです。
それを読み終えたところを見計らって、運転手さんがゆっくりといいます。
「この道を左に行ったら、彼の待っている恵比寿のイタリアンレストランです。右に行ったらあなたのおうちです。・・・どうされますか?」
彼女は感動のあまり涙ぐんで、「恵比寿に行ってください」と言います。
運転手さんは聞きます。
「本当にいいんですか?」
「はい・・・」
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ちょっと”うるっ”ときちゃいませんでした?
もうお分かりですよね!このジャズタクシーは目的地まで移動する手段ではありません。まったく違うサービス、つまりはエンターテインメントを提供しているのです。
乗客をまるでドラマのヒロインやハードボイルドは映画のスターに仕立て上げる演出を提供してるんですね。こういったものには値段はつけられないものです。えっ?いくらかだって?今日はそんな野暮なことは聞かなくたっていいじゃないですか・・・
【参考文献】
今回のストーリーは、本書より引用させていただきました。通勤の往復でさらっと読めてしまう一冊ですが、なにをなにを中身はぎっちりですぜだんな!
【編集後記】
藤村さんといえば、エクスペリエンスマーケティングで有名ですよね。クスマとは、「モノ」を売るな!「体験」を売れ!というやつです。これ強力!↓こちらも事例たっぷりでオススメです。
あとJAZZ TAXIでかかる曲でライオネルハンプトンのスターダストが紹介されていました。
ユニバーサルクラシック
ライオネル・ハンプトン(アーティスト)ウィリー・スミス(演奏)チャーリー・シェイヴァース(演奏)スラム・スチュワート(演奏)バーニー・ケッセル(演奏)トミー・トッド(演奏)リー・ヤング(演奏)ジャッキー・ミルズ(演奏)コーキー・コーコラン(演奏)
発売日:2003-04-23
タモリ氏も、死ぬ前に一枚だけ聞くとしたら「このアルバム」と言っていた。むべなるかな。聞く者を包むような色気ある音が「JAZZを聞きたい」欲望に応えてくれるでしょう。どれを聴こうか迷っている人にも、色々聴いたけど、まだこのアルバムは聴いていないと言う人にも、絶対お勧めです。「よく聴くCDのローテーション」に入ること請け合い。
コレを読んで私が購入を決意したことはナイショです(笑
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この記事へのコメント
1. Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 2007年04月05日 14:49
すごいサービスですよね。
タクシーでも、
ちょっとかえるだけで、
まったくの別物ですね。
応援クリック!ぽちっ
タクシーでも、
ちょっとかえるだけで、
まったくの別物ですね。
応援クリック!ぽちっ
2. Posted by 世界の真ん中@平野 2007年04月05日 15:26
カッコイイ・・・そんなカッコイイことのできる男がいるんだな〜・・・
このタクシー有名ですよね〜!
このタクシー有名ですよね〜!
3. Posted by 店長さやま 2007年04月05日 15:54
こんにちは。
以前、このタクシーの特集の様な
番組を見た事があります。
凄いタクシーですよね!
本当、エンターテイメントです(^.^)
応援ポチッ!
以前、このタクシーの特集の様な
番組を見た事があります。
凄いタクシーですよね!
本当、エンターテイメントです(^.^)
応援ポチッ!
4. Posted by イヴォンヌ 2007年04月05日 16:53
いいですねぇ〜粋なはからい!
こんな演出されたら、一生忘れられません!感激しちゃいますね。女性は!
このタクシー乗ってみたいです。
こんな演出されたら、一生忘れられません!感激しちゃいますね。女性は!
このタクシー乗ってみたいです。
5. Posted by 淺田 義和@創造マラソン 2007年04月05日 20:46
hikaruさん、こんばんは!
ジャズタクシーの話は聞いたことがありましたが、この感動話は初めて知りました。
ただの移動手段ではなく、それ以上の価値を提供してもらえるのが嬉しいですよね^^
ジャズタクシーの話は聞いたことがありましたが、この感動話は初めて知りました。
ただの移動手段ではなく、それ以上の価値を提供してもらえるのが嬉しいですよね^^
6. Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 2007年04月05日 20:51
hikaruさん、こんばんは!
この本ではこのエピソードが一番、来ますよね!
それにしても、この手を使うには、日頃彼女と一緒にいるときにはジャズ流しておかないと(汗)。
私の場合、R&B〜ソウルなんで、R&Bタクシーを作ってもらうしか無いか(笑)。
あと、今日の記事は全然SEO意識して無かったです(汗)。
普通に記事書いたらあんなになりました。
この本ではこのエピソードが一番、来ますよね!
それにしても、この手を使うには、日頃彼女と一緒にいるときにはジャズ流しておかないと(汗)。
私の場合、R&B〜ソウルなんで、R&Bタクシーを作ってもらうしか無いか(笑)。
あと、今日の記事は全然SEO意識して無かったです(汗)。
普通に記事書いたらあんなになりました。
7. Posted by あやこ 2007年04月05日 21:45
ジャズタクシー〜先月の勉強会でのモデルでした^^
8. Posted by さぼか 2007年04月05日 22:52
きゃ〜 すてき〜(*´艸`)
でも… 私には一生ありえない……
でも… 私には一生ありえない……
9. Posted by 営業マンブランディングの佐藤 2007年04月05日 23:03
ヒカルさんこんばんは〜。
このジャズタクシー有名ですよね。
完全にブランディングの世界だと思います。
この運転手さんは本当にジャズが好きだったので、そこには音一つとってもこだわりがあるんです。
好きだからこそ、こだわれる、で、それが仕事になる、最高ですね〜
このジャズタクシー有名ですよね。
完全にブランディングの世界だと思います。
この運転手さんは本当にジャズが好きだったので、そこには音一つとってもこだわりがあるんです。
好きだからこそ、こだわれる、で、それが仕事になる、最高ですね〜
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