【マーケ】生き残るラーメン屋から学ぶマーケティング必勝理論
2009年10月22日
(※画像:ガッツリ、男盛(大盛)ラーメン@麺屋 団長)
◆【マーケ】生き残るラーメン屋から学ぶマーケティング必勝理論
ラーメンブームと言われ久しいですが、ブームを通り越して、グルメ界においてラーメン文化ともいえる確固たる地位を確立したように感じます。
日本のラーメン文化はもはや国内のみにとどまらず、海外からも支持されていると言います。
しかし、そんなラーメン業界ですが、次から次へと新手のラーメン屋が登場しますが、消えていくラーメン屋も数知れません。
飽和したマーケットはまさにサバイバルです。そんな厳しいマーケットにもかかわらず、安定した支持を得て繁盛しているラーメン屋もあります。
ここんとこマーケティング系のネタは書いてませんでしたが、不景気ですし、民主党も景気対策はやめちゃいますから、自力で生き残っていくためにもここらで再確認しておこうかと思った次第です。
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■生き残るラーメン屋から学ぶマーケティング必勝理論
マーケティングといっても範囲はひろ〜ございます。広告宣伝、サービス、品質、クレーム対応などなど。
それこそ全部網羅してたらわけワカメなんで、ここではサービスと品質のみに絞ります。
【サービス】
うまいラーメン屋といっても、複数あります。またお客さんはラーメンだけを食べるわけではなく、パスタ、うどん、カレー、ハンバーグ、焼肉、牛丼などなど、
多くのジャンルの中からラーメンを選んでもらい、さらに自らの店に足を運んでもらうためには、どうしてもお客さんの中に強力なフックを築いておかなければなりません。
ラーメン屋=あなたの店
心に残るサービスを提供しないとやっぱりフックは築けない。
「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」に次の一節がある。
お腹をすかせた学生の顔を見て、ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する。「オバチャンの店に行くのは腹いっぱい食えるからや」と学生は言うかもしれないが、ほんとはみんな、オバチャンの気持ちがうれしいのだ。客は料理だけを食べているわけではない。店の人の気持ちも一緒に食べているのだ。そしてどんなに頑張っておいしい料理を出そうとも、最後の勘定で納得させられなければ、すべては台無しになる。料理を売るのが料理屋の商売である以上、値段は見せの良心そのものだからだ。
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書)
著者:島田 紳助
販売元:幻冬舎
発売日:2007-05
おすすめ度:
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なるほど言いえて妙ですね。
お金を払う立場に立ち、顧客満足度を高めればいいわけですわ。
(※大人気の定食屋、沖縄那覇市にある波布のどでか盛りの”肉そば”650円)
⇒【マーケ】なぜ大盛にすると繁盛するのか?
大盛というのは誰がやってもほぼ同じサービスが提供できるから、店員によるムラがないのでとても有効な手法だと思う。
たとえ無愛想な店員でも、こんな適正価格でこんな大盛出されたら、感動しますからね。
無料サービスという手もありますが、個人的には「どでか盛り」のインパクトは大きいかと・・・
【品質】
次に品質ですが、特に重要なのが「ムラ」です。ラーメン屋であれば、味はもちろんですが、メンやネギやワカメなどといったトッピングの量を減らすと、客は意外と簡単に見破ります。
そういったせこいことをすると客は離れます。
だったらむしろ採算会わないことを客に告知してしまって、値上げをしたほうがましかと思いますよ。(※ただし10%程度でしょ)
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【編集後記】
結構基本的なことかもしれませんが、これを継続することがもっとも大変です。サービスは結局人ですからね。おいしいラーメン屋さんにはこれからもおいしいラーメンを食べさせていただきたいものです。
よろしくお願いいたします。
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この記事へのコメント
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