【液晶テレビ】読んだら最後!LED AQUOS LXシリーズがガチで欲しくなるよ(後編)
2009年10月26日

◆【液晶テレビ】読んだら最後!LED AQUOS LXシリーズがガチで欲しくなるよ(後編)
昨日のエントリー「【液晶テレビ】読んだら最後!LED AQUOS LXシリーズがガチで欲しくなるよ(前編)」に続きまして本日は後編です!
前回のエントリーでは、テレビAQUOSが誕生するところまでのお話でした。
そして、2001年1月1日に誕生したAQUOSテレビ、来年で10年という節目迎えるにあたり、次世代AQUOSにはとても実現可能とは思えない
超チャレンジングな
開発目標
が設定されてしまったんでしたよね(汗)
というわけで本日は、次世代LED AQUOS LXシリーズの開発秘話とその実力についてご紹介したいと思います!
このレビューは「みんぽす」の無償セミナーに参加して書かれています。(詳細は末尾で) |
■
■次世代LED AQUOS LXシリーズのここがスゴイ!
次世代LED AQUOS LXシリーズの目指すところは
もっと高画質
もっと省エネ
しかしながら、開発担当者の本音は”無理”の二文字・・・
でもSHARPさんのすごいところは、二意専心「誠意」と「創意」と言われてしまうとやらざるを得ないのです(汗)

いわゆるスイッチが入るって感じでしょうかね。
でもただがむしゃらにがんばっても、非常にハードルの高い目標を掲げた製品ですから、実現できませんよね。
SHARPさんにはもう一つの強みである「緊プロ」という仕組みが存在します。
「緊プロ」というのは”緊急対策プロジェクト”略で、目標を達成するために時限的に組織される開発チームです。通常であれば部門間の垣根というのは意外と超えづらいのですが、「緊プロ」に関しては容赦なく人材を引っこ抜いてきてしまいます(汗)
「緊プロ」と言う御旗のもと、遂に!AQUOS LXシリーズの製品化プロジェクトチームが始動しました。
ちょっと余談ですが、SHARPさんの「緊プロ」は海外のMBAの授業でもMOT(Management Of Technology)として習うほど優れた経営の仕組みだそうです(塚崎さん@WillVii 談)。
これらの目標を達成するためには、裏打ちされた技術の結晶なくして実現は不可能です。その技術の結晶とは、

・36年の歴史を持つ液晶技術
・39年の歴史を持つLED技術
・56年の歴史を持つテレビ技術
さて、まず最初の目標である”もっと高画質”を実現するために、従来のバックライトの方式を見直すことが必要でした。
ここで液晶の基礎知識をおさらいしておくと

1)光らせて
2)光量を調節して
3)色をつけて
4)絵を写す
こういった仕組みです。
”1)光らせて”のところですが、従来のバックライトをLED化することでよりシャープな映像を映し出すことができるんですね。
しかし、闇雲にLEDランプを使うだけでは省エネという目標を達成できません。ですから必要最小限のLEDでシャープな映像を映し出さねばなりません。

結構まばらですよね。自動車のテールランプなんかに組み込まれているLEDランプのほうが密度が高い気がします。

ではどうやって少ないLEDでシャープな映像を実現したのか・・・
それは独自開発のレンズに秘密がありました

拡大すると独特の形状をしていることが分かります。


このレンズは二重のドームで構成されてるんですね。
このレンズによって、限られたLEDランプの光をパネル全体にムラなく照射できるようになりました。
UV2A(※2は上付き文字です)光配向技術を用いることで、同時にカラーフィルターも改良しました。

LEDバックパネルと光配向技術によってダイナミックな高画質と省エネを実現することができたんですね。

でもせっかくの性能が見る人が納得のいく映像でなければ意味が無い。テレビは見る人によって好みが異なりますからね。
そこでLED AQUOS LXシリーズでは、直感的に好みの映像にチューニングしてくれるメニューを用意してくれました。


これなら直感的に好みの映像に変更できますよね。また”音”もサンプル音を聞いて直感的に好みの音量音質に変更できるんですよ。
さらに、LED AQUOS LXシリーズにはとてもユニークな特徴があります。それは映画館で採用されているような画面の裏にウーハーを搭載したことなんです。
これによって迫力あるサウンドを実現したんですね。
しかしそのためには振動という課題をクリアしなければなりませんでした。でもちゃんとクリアしてくれましたよ!

(左が従来のウーハー、右がLED AQUOS LXシリーズに搭載されたウーハーDuo Bass)
2つのウーハーによって互いの振動を相殺する仕組みです。(ナイスアイデア)
実物をさわってみましたが、従来品がスゴイ振動しているのに、Duo Bass搭載の新型はほとんど振動して無かったです。
いよいよクライマックスです!
なんとSHARP社員でも限られた人しか入れないという、禁断の地
AQUOS HD Lab
にてLED AQUOS LXシリーズの実力をチェックする時がやってまいりました。(※AQUOS HD Labは室内の明るさを様々な視聴環境に調節できる部屋でAQUOSの画質調節をする重要な部屋だそうです。)
中には3台のAQUOSが。

(※左からLC-52GX5、LC-52LX1、LC-52DS6)
見てわかるかと思いますが、LC-52LX1(中央)は黒が特に黒いですよね。これは光配向技術のなせる技なんですよね。
このあと某SF映画を視聴したのですが、速い動きでも映像のざらつき感は感じられないし、Duo Bass搭載のARSS6スピーカーシステムの実力はまさに映画館のような臨場感でしたよ。
さらにネットも使えます。無料サービスに新聞や雑誌のチラミができるサービスがありました。

個人的には雑誌のチラミはブログのネタ探しに使えそうでよだれものです。

いや〜正直LED AQUOS LXシリーズガチですごいですわ(汗)自分は学生の時に購入したSHARPさんの17インチブラウン管テレビがいまだ現役なのですが、その差は目を覆いたくなるほどです。
地デジ対応でいずれ買い換えないといけないので、LED AQUOS LXシリーズで20インチくらいでリーズナブルな製品のリリースを期待したいところです。
でもDuoBass搭載は無理ですよね^^;
以上非常〜に濃厚な次世代AQUOSのセミナーでした。
【エコポイント対象商品】 SHARP AQUOS 52V型 地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョン液晶テレビ LEDバックライト LC-52LX
販売元:シャープ
発売日:2009-11-10
クチコミを見る
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【編集後記】
自らも技術屋なので、メーカーの技術屋さんのセミナーは知的好奇心が満たされるので大満足です。
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■次世代LED AQUOS LXシリーズのここがスゴイ!
次世代LED AQUOS LXシリーズの目指すところは
もっと高画質
もっと省エネ
しかしながら、開発担当者の本音は”無理”の二文字・・・
でもSHARPさんのすごいところは、二意専心「誠意」と「創意」と言われてしまうとやらざるを得ないのです(汗)

いわゆるスイッチが入るって感じでしょうかね。
でもただがむしゃらにがんばっても、非常にハードルの高い目標を掲げた製品ですから、実現できませんよね。
SHARPさんにはもう一つの強みである「緊プロ」という仕組みが存在します。
「緊プロ」というのは”緊急対策プロジェクト”略で、目標を達成するために時限的に組織される開発チームです。通常であれば部門間の垣根というのは意外と超えづらいのですが、「緊プロ」に関しては容赦なく人材を引っこ抜いてきてしまいます(汗)
「緊プロ」と言う御旗のもと、遂に!AQUOS LXシリーズの製品化プロジェクトチームが始動しました。
ちょっと余談ですが、SHARPさんの「緊プロ」は海外のMBAの授業でもMOT(Management Of Technology)として習うほど優れた経営の仕組みだそうです(塚崎さん@WillVii 談)。
これらの目標を達成するためには、裏打ちされた技術の結晶なくして実現は不可能です。その技術の結晶とは、

・36年の歴史を持つ液晶技術
・39年の歴史を持つLED技術
・56年の歴史を持つテレビ技術
さて、まず最初の目標である”もっと高画質”を実現するために、従来のバックライトの方式を見直すことが必要でした。
ここで液晶の基礎知識をおさらいしておくと

1)光らせて
2)光量を調節して
3)色をつけて
4)絵を写す
こういった仕組みです。
”1)光らせて”のところですが、従来のバックライトをLED化することでよりシャープな映像を映し出すことができるんですね。
しかし、闇雲にLEDランプを使うだけでは省エネという目標を達成できません。ですから必要最小限のLEDでシャープな映像を映し出さねばなりません。

結構まばらですよね。自動車のテールランプなんかに組み込まれているLEDランプのほうが密度が高い気がします。

ではどうやって少ないLEDでシャープな映像を実現したのか・・・
それは独自開発のレンズに秘密がありました

拡大すると独特の形状をしていることが分かります。


このレンズは二重のドームで構成されてるんですね。
このレンズによって、限られたLEDランプの光をパネル全体にムラなく照射できるようになりました。
UV2A(※2は上付き文字です)光配向技術を用いることで、同時にカラーフィルターも改良しました。

LEDバックパネルと光配向技術によってダイナミックな高画質と省エネを実現することができたんですね。

でもせっかくの性能が見る人が納得のいく映像でなければ意味が無い。テレビは見る人によって好みが異なりますからね。
そこでLED AQUOS LXシリーズでは、直感的に好みの映像にチューニングしてくれるメニューを用意してくれました。


これなら直感的に好みの映像に変更できますよね。また”音”もサンプル音を聞いて直感的に好みの音量音質に変更できるんですよ。
さらに、LED AQUOS LXシリーズにはとてもユニークな特徴があります。それは映画館で採用されているような画面の裏にウーハーを搭載したことなんです。
これによって迫力あるサウンドを実現したんですね。
しかしそのためには振動という課題をクリアしなければなりませんでした。でもちゃんとクリアしてくれましたよ!

(左が従来のウーハー、右がLED AQUOS LXシリーズに搭載されたウーハーDuo Bass)
2つのウーハーによって互いの振動を相殺する仕組みです。(ナイスアイデア)
実物をさわってみましたが、従来品がスゴイ振動しているのに、Duo Bass搭載の新型はほとんど振動して無かったです。
いよいよクライマックスです!
なんとSHARP社員でも限られた人しか入れないという、禁断の地
AQUOS HD Lab
にてLED AQUOS LXシリーズの実力をチェックする時がやってまいりました。(※AQUOS HD Labは室内の明るさを様々な視聴環境に調節できる部屋でAQUOSの画質調節をする重要な部屋だそうです。)
中には3台のAQUOSが。

(※左からLC-52GX5、LC-52LX1、LC-52DS6)
見てわかるかと思いますが、LC-52LX1(中央)は黒が特に黒いですよね。これは光配向技術のなせる技なんですよね。
このあと某SF映画を視聴したのですが、速い動きでも映像のざらつき感は感じられないし、Duo Bass搭載のARSS6スピーカーシステムの実力はまさに映画館のような臨場感でしたよ。
さらにネットも使えます。無料サービスに新聞や雑誌のチラミができるサービスがありました。

個人的には雑誌のチラミはブログのネタ探しに使えそうでよだれものです。

いや〜正直LED AQUOS LXシリーズガチですごいですわ(汗)自分は学生の時に購入したSHARPさんの17インチブラウン管テレビがいまだ現役なのですが、その差は目を覆いたくなるほどです。
地デジ対応でいずれ買い換えないといけないので、LED AQUOS LXシリーズで20インチくらいでリーズナブルな製品のリリースを期待したいところです。
でもDuoBass搭載は無理ですよね^^;
以上非常〜に濃厚な次世代AQUOSのセミナーでした。

販売元:シャープ
発売日:2009-11-10
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このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して書かれています。 本セミナーへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)本セミナーに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillViii株式会社みんぽす運営事務局) |
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【編集後記】
自らも技術屋なので、メーカーの技術屋さんのセミナーは知的好奇心が満たされるので大満足です。
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