【アイデア】ヒットする新たなアイデアを生み出す方法
2013年01月14日
【アイデア】ヒットする新たなアイデアを生み出す方法
横浜市で行われた女社長300人に対する秋元康さんのヒットする新たなアイデアを生み出す講演。これが非常に面白かったので備忘録として残しておくことにしました。
アイデアを生み出す方法
(1)脱・予定調和
予定調和は全てをつまらなくする。「ふつうはこうだよね」をどれだけ変えられるかがポイント。例えばありがちなアイドルのポスター、普通でつまらないからレントゲン写真にした。これが注目された。今見えているものは全て過去。「これをやったらいけない」「これをやったらダメだ」と先に思わない。
予定調和を崩すことは疲れるし、それほど効果がなかったりするけど、その中から1%か2%すごいムーブメントを起こすことができる。どれだけやり続けられるか。
予定調和の中にいるのは楽、でも脱予定調和は楽しい。
(2)日常での気づきを生かす
最近面白かったことを受講者に事前に考えてくるように宿題がだされており、その中でジンバブエ通貨の話があった。ジンバブエはすごいインフレで、1兆ジンバブエ札があるらしい。最近では5兆ジンバブエ札がまであるらしい。
例えば会社のノベルティーを作るとする。ありがちなのがTシャツを作るなど。Tシャツなんかもらってもしょうがない。そこで、1兆ジンバブエ札をプレゼントする。さらに、第2段として「好評につき5兆ジンバブエ札プレゼント」などとすれば、財布の中に5兆ジンバブエ札を入れておきたくなる。
(3)1点突破
例としてはなされたのは、「今までで一番おいしかった幕の内弁当は何ですか?」幕の内弁当は、おかずがたくさん入っていておいしくても記憶に残らない。
企画は「1点突破」、「あの」が付くとヒットしたり、多くに浸透したりする。例えばAKB48であれば、「あの秋葉原の人数多い人たち」と「あの」が付く。
「あの」とは、人が伝えるための「羽」
日本のような豊かな国では、その商品を手に取る、サービスを受けるきっかけは「あの」がなければ使わない。例えば、シャンプーで考えてみると、「あわ立ちが良く」「エコロジカル」・・・今はどんなシャンプーでもその機能を備えている。ならば「朝専用シャンプー」なんてのはいかがでしょうか?乾きやすい機能を付与するなどして。
脱予定調和の例、秋元さんが20歳くらいの時に、ある女の子から「トムは真夜中の庭で」という本をもらったそうです。この本は少年の読む本なのですが、秋元さんにとってその本は面白かったそうです。これが「少年文庫」×「大人」という脱予定調和だったというわけで、とても面白い本だったそうです。
トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))
著者:フィリパ・ピアス
販売元:岩波書店
(2000-06-16)
販売元:Amazon.co.jp
スランプからの脱出術
(1)運が強いと思い込む
自分よりも、もっと努力していて、もっと才能がある人がいっぱいいる。そんなこと関係なく売れていく人がいる。それはなぜかというと「運がいい」からなんです。つまり「自分は運がいい」と思うことが大事。
秋元さんは、ウエストハリウッドに行ったときのこと、タクシーが着いて、扉を開けて出た瞬間にウンコを踏んだ。秋元さんはこのときに感動したらしい。この犬のフンを踏む確率は天文学的数字だ。ロスに行こうを思わなければ踏まなかっただろうし、誰か別の人にプランしてもらっていたら、別の車で来ているし、フンの堅さも絶妙だった。犬のフンを踏んだ話は講演会で20回以上している。それだけでも元が取れた。悲観する必要はない。
(2)人生はデッサンと同じ
だれも間違えないようにすることはできない。右か左のチョイスがあったときに、右か左にどちらかに行く。もし間違っていたら戻ってこればいい。もどる力をもっていなければいけない。まよって人に聞いて正解が導けるのであれば、迷ってもいいのですが、そうでなければ迷う必要がない。柔らかい鉛筆で何本も線を書いて正しいラインを描くデッサンのように考える。
(3)5勝4敗1分の理論
若い頃は全勝したかったが、それはムリ。冒険すると必ず失敗する。だからトータルで勝ち越せばいいと考えた。そう考えると負けてもいいから挑戦ができるようになる。4回は負けられる。その間は挑戦できる。
今回の講演で秋元さんが言いたかったことは
何も正解がない
正解がないので、言ったもん勝ち、やったもん勝ち。
何も考えないで自分の好きなことをやる
そして人の記憶に残ることが大切。
◆ ◆ ◆
なかなか興味深い講演でした。かつて週サラ。管理人もマーケティングマニアで、かなり勉強したので秋元さんの話はまさにマーケティングの話で、頭では理解できるけど、実際に実施するには難しいのがマーケティングなんですよね。個人的には秋元さんの「全勝したい」というのが胸に刺さりました。負けたくないんですよね。
いやーでもマーケティングって楽しいんですよね。また何か新しいことにチャレンジしたくなってきました。
人気ブログランキング!週サラは何位?
横浜市で行われた女社長300人に対する秋元康さんのヒットする新たなアイデアを生み出す講演。これが非常に面白かったので備忘録として残しておくことにしました。
アイデアを生み出す方法
(1)脱・予定調和
予定調和は全てをつまらなくする。「ふつうはこうだよね」をどれだけ変えられるかがポイント。例えばありがちなアイドルのポスター、普通でつまらないからレントゲン写真にした。これが注目された。今見えているものは全て過去。「これをやったらいけない」「これをやったらダメだ」と先に思わない。
予定調和を崩すことは疲れるし、それほど効果がなかったりするけど、その中から1%か2%すごいムーブメントを起こすことができる。どれだけやり続けられるか。
予定調和の中にいるのは楽、でも脱予定調和は楽しい。
(2)日常での気づきを生かす
最近面白かったことを受講者に事前に考えてくるように宿題がだされており、その中でジンバブエ通貨の話があった。ジンバブエはすごいインフレで、1兆ジンバブエ札があるらしい。最近では5兆ジンバブエ札がまであるらしい。
例えば会社のノベルティーを作るとする。ありがちなのがTシャツを作るなど。Tシャツなんかもらってもしょうがない。そこで、1兆ジンバブエ札をプレゼントする。さらに、第2段として「好評につき5兆ジンバブエ札プレゼント」などとすれば、財布の中に5兆ジンバブエ札を入れておきたくなる。
(3)1点突破
例としてはなされたのは、「今までで一番おいしかった幕の内弁当は何ですか?」幕の内弁当は、おかずがたくさん入っていておいしくても記憶に残らない。
企画は「1点突破」、「あの」が付くとヒットしたり、多くに浸透したりする。例えばAKB48であれば、「あの秋葉原の人数多い人たち」と「あの」が付く。
「あの」とは、人が伝えるための「羽」
日本のような豊かな国では、その商品を手に取る、サービスを受けるきっかけは「あの」がなければ使わない。例えば、シャンプーで考えてみると、「あわ立ちが良く」「エコロジカル」・・・今はどんなシャンプーでもその機能を備えている。ならば「朝専用シャンプー」なんてのはいかがでしょうか?乾きやすい機能を付与するなどして。
脱予定調和の例、秋元さんが20歳くらいの時に、ある女の子から「トムは真夜中の庭で」という本をもらったそうです。この本は少年の読む本なのですが、秋元さんにとってその本は面白かったそうです。これが「少年文庫」×「大人」という脱予定調和だったというわけで、とても面白い本だったそうです。
トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))
著者:フィリパ・ピアス
販売元:岩波書店
(2000-06-16)
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スランプからの脱出術
(1)運が強いと思い込む
自分よりも、もっと努力していて、もっと才能がある人がいっぱいいる。そんなこと関係なく売れていく人がいる。それはなぜかというと「運がいい」からなんです。つまり「自分は運がいい」と思うことが大事。
秋元さんは、ウエストハリウッドに行ったときのこと、タクシーが着いて、扉を開けて出た瞬間にウンコを踏んだ。秋元さんはこのときに感動したらしい。この犬のフンを踏む確率は天文学的数字だ。ロスに行こうを思わなければ踏まなかっただろうし、誰か別の人にプランしてもらっていたら、別の車で来ているし、フンの堅さも絶妙だった。犬のフンを踏んだ話は講演会で20回以上している。それだけでも元が取れた。悲観する必要はない。
(2)人生はデッサンと同じ
だれも間違えないようにすることはできない。右か左のチョイスがあったときに、右か左にどちらかに行く。もし間違っていたら戻ってこればいい。もどる力をもっていなければいけない。まよって人に聞いて正解が導けるのであれば、迷ってもいいのですが、そうでなければ迷う必要がない。柔らかい鉛筆で何本も線を書いて正しいラインを描くデッサンのように考える。
(3)5勝4敗1分の理論
若い頃は全勝したかったが、それはムリ。冒険すると必ず失敗する。だからトータルで勝ち越せばいいと考えた。そう考えると負けてもいいから挑戦ができるようになる。4回は負けられる。その間は挑戦できる。
今回の講演で秋元さんが言いたかったことは
何も正解がない
正解がないので、言ったもん勝ち、やったもん勝ち。
何も考えないで自分の好きなことをやる
そして人の記憶に残ることが大切。
◆ ◆ ◆
なかなか興味深い講演でした。かつて週サラ。管理人もマーケティングマニアで、かなり勉強したので秋元さんの話はまさにマーケティングの話で、頭では理解できるけど、実際に実施するには難しいのがマーケティングなんですよね。個人的には秋元さんの「全勝したい」というのが胸に刺さりました。負けたくないんですよね。
いやーでもマーケティングって楽しいんですよね。また何か新しいことにチャレンジしたくなってきました。
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この記事へのコメント
1. Posted by Taylor 2013年05月26日 16:54
What’s up, is it rite to just study from publications not to pay a quick visit internet for newest updates, what you say friends?
2. Posted by heel lifts 2013年09月25日 21:44
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