【仕事】ビジネススキル 提案の技術 会議設計力編
2014年12月07日


導入編
論理的思考力編
仮説検証力編
会議設計力編
資料作成力編
***
仕事をするうえで、誰かに何かを伝えることはとても多い。部下に仕事を依頼したり、上司に案件の承認をお願いしたり、会議で関係者の協力を仰いだりと数え出したらきりがない。このような情報伝達作業、すなわち「提案」がうまくいかないために多くのサラリーマンがストレスを感じている。
ストレス社会において、余計なストレスで戦線離脱しないようにするためにも提案の技術を磨いてストレスフリーな仕事環境を手に入れたいものです。
では、提案をうまくするにはどうしたらよいのでしょうか?
というわけで、サラリーマンのビジネススキルを磨くために、「正しく考え」「正しく伝える」提案の技術について、シリーズでまとめてみたいと思います。
「正しく考え」「正しく伝える」提案の技術は次の4つの能力で構成されます。
1.論理的思考力
2.仮説検証力
3.会議設計力
4.資料作成力
本日は会議設計力についてです。
会議を設計するうえでは、「着地点」と「着地スタイル」の設計が重要です。
1.着地点を決める
着地点を考えるには、会議の「位置づけ」をはっきりさせたうえで、「イン/アウト管理」を行うことが大切です。
(1)位置づけ
位置づけとは、全体の提案の流れの中で、その会議ではどこまで話をするかを決めることです。これは3つの視点で決まります。
・仮説検証思考の視点
目的、論点、仮説、検証、示唆
・コミュニケーションの視点
顔見せ、話を聞く、意見を伝える、議論を交わす、意志決定する
・問題解決の視点
現状、あるべき姿、解決策
また、会議の種類によっても位置づけが異なります。代表的な会議には次の4つがあります。
・キックオフミーテイング
顔見せしながら現状について話す
・ワークショップ
論点や仮説について議論する
・中間報告
解決策の仮説を議論し、意志決定してもらう
・最終報告
解決策について示唆を議論し、意志決定する。
位置づけの間違いによる差し戻しを避けるためには、「今までの会議でどこまで話したか」「今日の会議で話すのはどこか」をしっかりと見極めることが重要です。
(2)イン/アウト管理
インプット/アウトプットを管理することで、会議を有効なものにすることができます。
インプットは、「新しい感」と、「進んでいる感」がなければなりません。
アウトプットは無理に話をすすめて先を急がないようにすることが大切です。
2.着地スタイルを決める
着地スタイルに合わせるとは、相手のスタイルに合わせることでです。相手のスタイルを理解するには3つのコツがあります。
・読む人か聞く人か
読む人は、相手の話をあまり聞かず、配られた資料の中で自分の興味があるところを好き勝手に読んで理解するタイプの人。聞く人は、資料には目もくれず、ひたすら相手の話に聞き入る人。
・全体感派(それだけなの?)か芋蔓派(ほんとうにそうなの?)か
全体感派はファクトが並列で存在し、まとめると示唆が出る形式。芋蔓派はファクトが直列の関係で存在し、明確なストーリーラインが1本流れている形式。
・トップダウン派かボトムアップ派か
トップダウン派は結論から入り、順にファクトを説明する形式。ボトムアップ派はファクトの説明から入り、最後に結論を説明する形式。
この相手のスタイルに合わせる作業はとても重要なので忘れないように意識したいものです。
シリーズ提案の技術
導入編
論理的思考力編
仮説検証力編
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資料作成力編
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1.着地点を決める
着地点を考えるには、会議の「位置づけ」をはっきりさせたうえで、「イン/アウト管理」を行うことが大切です。
(1)位置づけ
位置づけとは、全体の提案の流れの中で、その会議ではどこまで話をするかを決めることです。これは3つの視点で決まります。
・仮説検証思考の視点
目的、論点、仮説、検証、示唆
・コミュニケーションの視点
顔見せ、話を聞く、意見を伝える、議論を交わす、意志決定する
・問題解決の視点
現状、あるべき姿、解決策
また、会議の種類によっても位置づけが異なります。代表的な会議には次の4つがあります。
・キックオフミーテイング
顔見せしながら現状について話す
・ワークショップ
論点や仮説について議論する
・中間報告
解決策の仮説を議論し、意志決定してもらう
・最終報告
解決策について示唆を議論し、意志決定する。
位置づけの間違いによる差し戻しを避けるためには、「今までの会議でどこまで話したか」「今日の会議で話すのはどこか」をしっかりと見極めることが重要です。
(2)イン/アウト管理
インプット/アウトプットを管理することで、会議を有効なものにすることができます。
インプットは、「新しい感」と、「進んでいる感」がなければなりません。
アウトプットは無理に話をすすめて先を急がないようにすることが大切です。
2.着地スタイルを決める
着地スタイルに合わせるとは、相手のスタイルに合わせることでです。相手のスタイルを理解するには3つのコツがあります。
・読む人か聞く人か
読む人は、相手の話をあまり聞かず、配られた資料の中で自分の興味があるところを好き勝手に読んで理解するタイプの人。聞く人は、資料には目もくれず、ひたすら相手の話に聞き入る人。
・全体感派(それだけなの?)か芋蔓派(ほんとうにそうなの?)か
全体感派はファクトが並列で存在し、まとめると示唆が出る形式。芋蔓派はファクトが直列の関係で存在し、明確なストーリーラインが1本流れている形式。
・トップダウン派かボトムアップ派か
トップダウン派は結論から入り、順にファクトを説明する形式。ボトムアップ派はファクトの説明から入り、最後に結論を説明する形式。
この相手のスタイルに合わせる作業はとても重要なので忘れないように意識したいものです。

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